悪魔と天使と死神と。


2人の悪魔は大きな館に住み着き、1人の悪魔は自由奔放で孤独な悪魔。
たまに館に恋人が訪れたり、夜の街へご飯(魂)を狩りに出かけたりもする。

天使は慈悲深いが女性を愛し、男性を嫌う。
堕天の危険に晒されながらも救いたい人がいる。

死神はお節介で落ちこぼれ。
昔の記憶を探している。

ソネイロン

 
♀ T:165  W:54 年齢:不明

下級悪魔。 
趣味は悪戯をする事だけど、大抵相手のトラウマになってしまう事をすることが多い。
普段は角を出しているが、カジノのディーラーや人のフリをする時には隠している。カジノで稼いだお金を同居人のマモンに渡しているが、稼ぎがないとマモンに激怒されてめんどくさいので頑張って働いている。
 
深夜はご飯時で、妖魔を狩って魂を食べる。 その狩るための武器はトランプから、トンファー、鎖鎌、刀、短銃2丁を出すことが出来る。 
大体いつもマモンと一緒に狩りに行くが、彼女からは狩り方が雑で汚いと毎回苦情を言われている。
妖魔の魂を食べることが多いが普通の食事もする。
性格はめんどくさがり屋で唯一の楽しみはカジノでディーラーをやっている時。 
 
恋人は友人宅のフォルネウスさん。 


「これで終わり。僕の勝ちだ」 
「君が今使ってるその歯ブラシで便器洗っておいたよ♪」 
「僕お利口だから、マモンの家に居候してる分のお金を稼いでるんだぁ」 
「しつこく話しかけてくると思えば突き放したり…まったく君は僕をどうしたいんだい?」 

マモン 
 
♀ T:163 W:50 年齢:不明

強欲を司る悪魔。 
普段は至って普通の女の子だけどお金が関わると性格が豹変する二重人格。 
 
ソネイロンの監視役として家にソネイロンを住まわせているが、家賃代は払えとカジノで働かせている。※ソネイロンが稼いだお金の9割は自分の物 
 
遠い昔は人間で8人のきょうだいと母親と一緒に暮らしていたが、生活はどんどん苦しくなって母親はマモン(生前の名は、真里宮 あざみ)ときょうだいを残して自殺した。その後は身よりもなく一番下の子から餓死していくのをただ見ているだけになり、最後は双子の姉(生前の名は、真里宮 このみ)の気が狂いその姉に絞殺され死んだ。その後はサタンの慈悲で悪魔にされ対価交換としてソネイロンの監視をしている。
 
嫌いな物は子どもで、好きな物は、お金と光沢した物。 
 
特別に想っている人がいる。
 
「あぁ。どうもありがとう。」 
「まぁ家賃なんて無いけどな」
「また来たのか、お前も暇だな」 
「ああぁぁ...!私の!私のお金が...ッッ」 

サタン
(別名:フェデリカ)

♀  T:168  W:47  年齢:不明

自称、地獄の女王。
孤独だが自由気ままに過ごし、娘のソネイロンを溺愛している。
昔、人間の恋人がいたが彼の希望で心臓を食べ、そして彼の心臓と自分の血からソネイロンを生み出した。

少し天邪鬼なところがあり、ガーラに気にかけてもらっているのを嬉しいと思うがそっけなく対応してしまう。

地獄の女王では無いが、人の寿命を知る能力を持っており、わがままだったことから恋人にそう呼ばれていた。また、名前が無かったのでその恋人に「フェデリカ」という名前を貰っていてすごく気に入っている。

「私ってとても気まぐれだからもしかしたらあなたの事も今すぐ殺すかもしれないわよ。なんてね」
「ガーラはいつもうるさいわね〜。私は1人で大丈夫よ。寧ろ1人が好きなの」
「本当の名前はフェデリカって言うの。でも気安く呼ばないで頂戴ね。愛しい人からもらった名前だから」
「ソネイロンは良い子ね〜!さすが私の愛娘!」

ガーラ

♀  T:168  W:53  年齢:不明

慈悲深い天使。
普段は人の格好をしてとある街の小さな病院の精神科医をしている。
過去に仲間の天使の男性に堕天心中されそうになりそれ以来男性が苦手になってしまった。
対する女性にはスキンシップが多めで、元気になった患者さんも口説いたりする。男性の患者さんは話を聞くぐらいなら出来るが、あんまり近くに寄られると気分が悪くなってしまう。

たまたま街に降りてきていたサタンと出会い、それから孤独な彼女を気にかけている。
また、落ちこぼれの蘿蔔の愚痴を聞いたりもしている。

「よしよし、辛いならお姉さんが全部背負ってあげる」
「あらごめんなさいね。私女の子にしか興味がないみたいなの」
「あなたの悩み全部話してみて。きっと楽になるわよ」
「フェデリカってばいつも1人で大丈夫かしら...」

蘿蔔
(すずしろ)

♀  T:155  w:48  年齢:享年16歳

落ちこぼれの死神。
余命宣告をしてから命を狩るまでが仕事だが、相手にお節介を焼きすぎて同情してしまい、いつも命を狩ることができない。なので毎回違う死神が蘿蔔の代わりに狩っている。
階級が上位の死神になれば生前の記憶を思い出し、転生する事が出来るが、それを夢見てはお節介を焼く日々。

生前は明治の町娘で、公家の男性と恋に落ちた。しかし許されないもの故、2人で心中を図ろうとしたが男性に裏切られ1人で死んでしまった。

ガーラの病院のにはちょくちょく愚痴を言いに行く。

「あんたの余命宣告をしに来てあげたわよ。ほらさっさとやり残した事でも何でもしておきなさい!」
「ぁぁ!もう!早くエリートになって大事なこと思い出したいのに...!」
「私は"死"を伝えて相手の命を奪う存在なのに、必ずみんな最後にありがとうと言ってくれるの...。その言葉が私には重すぎるわ」